2012年 11月 11日

瀬戸内、関西の旅②〜犬島「精錬所」

直島の次に訪れたのは犬島。
昔は大阪城築城や大阪港築港のための花崗岩の切り出し場なり、近代では銅の精錬を行っていた場所です。

今年の夏に長崎の軍艦島で近代の産業遺産を見て来たのですが、犬島の精錬所の遺構も印象的でした。
たった10年で操業を終えた犬島精錬所。それでも時代を感じさせてくれる場所でした。


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この日は犬島と豊島を観光する予定なのですが、直島から犬島に行くフェリーは1日に3本しか無いので、
観光の時間が限られてしまいます。

朝イチ(といっても9時半くらいですが)のフェリーに乗り犬島へ。
犬島アートプロジェクトの建物が見えて来ます。
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チケット売り場で精錬所の入場チケットと豊島へのフェリーの乗船券を買い、精錬所から観光。
精錬所の入場は30分ごとに係員の誘導の元、入ります。
そびえ立つ煙突のシルエットがワクワクさせてきます。
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中に入るとこんな感じです。カラミ煉瓦が往時の産業の様子を醸し出します。
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まずはアートワークから見学します。ここから先は撮影禁止。
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館内は年中気温が一定になるよう、通気を調整してます。
また水質浄化なども取り組んでいて自然環境にも優しいです。

直島と同様、ここのアートワークも素晴らしかったです。
特に、最初にある鏡と光の屈折を利用した通路は、歩いていると何だか天空に向かって行くような
そんな錯覚にもなりました。
他にも三島由紀夫の邸宅にあった窓やふすまを使用したアートなどあります。


アートワークを出た後、産業遺産を見学します。
ここからは写真撮影が可能なので、みんな一斉にカメラを取り出して撮りまくってました。

今にも倒壊しそうな煙突。
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カラミ煉瓦。
銅の精錬過程で発生する鉱滓から作られてます。
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階段を登ったり結構奥まで見学してきます。
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見晴らしの良い所に出て来ました。
景色の美しさに魅せられて、時間の流れがとても緩やかに感じましたね。
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最後に発電所。教会を思わせるフォルムでした。
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あっと言う間の1時間半でした。
廃墟好きな方とかにはぜひお勧めしたいです!軍艦島よりも近くで見れるのがいいですね。


次は犬島の家プロジェクト。こっちは直島の方が好みだったかなぁ。
なのでフェリーの時間まで島の中を適当に散歩してました。

直島も犬島もこういう感じの街並が続きます。
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定紋石っていうそうです。渦を巻いているって珍しいですね。
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島で生活するって大変だろうけど、こういう景色に触れられるのは素敵だなぁ。
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そしてお昼のフェリーで豊島へ。
次は豊島のカフェと豊島美術館です。
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by maitighar | 2012-11-11 13:23 | 旅行 | Comments(4)
Commented by ponde129 at 2012-11-11 13:48
軍艦島より手入れがされてる分キレイですが、廃墟感がすごい良いですね☆萌え♪
発電所の写真がホントに教会みたいでステキです。

あとこういった街並みtってやっぱり島特有なんですかね?前の沖縄旅行の写真にも通じるものがありましたし。
Commented by maitighar at 2012-11-11 23:55
>ポンちゃん
 犬島は10年しか操業していなかったのにあの廃墟っぷりはよかったですね。
 軍艦島はもう少し内部まで見学出来たら一番いいんですけど。

 街並みは島特有だと思うよー。
 沖縄も離島に行けば雰囲気違うだろうし、家の周りの塀などは
 防風林の役割も果たしていただろうしね。
 
 日本各地の街並みを追い求めるのも楽しそうだなー。
Commented by ゆうみ at 2013-05-01 22:57 x
はじめまして!実は私もこの3月に犬島に行ってきました。
精錬所の作品の作者の柳さんが、三島由紀夫からインスピレーションを受けたという事を知ってから、より作品の意味を理解したいと思うようになり、最近三島の作品を貪り読んでます。

実はどうしても知りたい事があるのですが、精錬所の最後の部屋に言葉がぶら下がっている和室(?)のような作品があったと思うのですが、その文章がどの三島作品の一説なのか知りたいんです!調べてみても該当する答えが無く困っているんです‥‥。その和室のあった部屋の隅っこにその作品名が書いてあったと思ったのですが、メモを取っていなく全くわからない状態です。もしご存知でしたら教えて頂けないでしょうか?
Commented by maitighar at 2013-05-02 00:14
>ゆうみさん
 はじめまして。犬島に行かれたんですね。
 犬島精錬所は島全体をアートとする発想とそのスケール感が強く印象に残っています。
 単に精錬所の跡地を見せるのではなく、三島由紀夫の文学作品だったり彼の思想をも表現するという部分がすごいですよね。

 ご質問頂いた精錬所の最後の部屋のモチーフとなった作品は自分も記憶に無いのです。
 その前のミラー・ノートの部屋の印象が強すぎたことは覚えているのですが^^;
 お役に立てずスミマセン><。


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